元彼が忘れられないあなたの場合～

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優しい今の彼が「結婚しよう」と言ってくれるのに、

元彼を好きだったときほどは好きではないように思う。

今でも元彼を思い出して涙が出ることがある～。


今の彼がそんなに悪いわけではないけれど、

やっぱり元彼ほどは好きになれず、元彼のことが忘れられない。

いっそ元彼ともう一度やり直そうかと考えているあなたの場合、


一体なにが起きているのでしょうか。

あなたが無意識にやっているのは、

元彼の美化された思い出と今の彼の現実の姿との比較、


過去の美化は誰しもやっている普通のことで、

それがいけないなどと思う必要は全くありません。


元彼との思い出は、あなたの大切な宝物、

初デート、初めての告白、忘れられないお泊り、二人だけの旅行、

けんかのあとの劇的な仲直り、などなど、

あふれるほど湧き出てくる、切なく美しく楽しく悲しい思い出の数々。



しかし、そうであればこそ、美化された過去の思い出と比べるとき、

現実にいま付き合っている今彼との日々の日常の出来事は、

余り輝かしくも美しくも見えないのは仕方ないことだと言えるのです。


過去の美化には「よい美化」と「悪い美化」があります。

「あの経験のおかげで、今の自分の成長がある」と思える「よい美化」と、

「あのときこうしていれば、いまごろは～」と後悔する「悪い美化」です。


過去を振り返ることは、いちがいに悪いことではありません。

過去の失敗から学ぶというのは、成功者の鉄則ですらあります。


しかし、こと恋愛に関しては、過去の思い出にこだわることは

これからのあなたのためにはマイナスに作用してしまう可能性が高い。


今の彼には不満はない。でも元彼に比べるといまいち情熱が湧かない。

そういうあなたは、まだ元彼に未練がある、もっというなら、

いまだにあなたの心の中は、元彼と恋愛状態のままだとすら言えるのです。


そういうあなたが、いまなすべきことは、

心の中の「美化された元彼」を振り払い、消し去ってしまうことです。

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